iPhone 7のバッテリー交換は自分でできる!方法や注意点を徹底解説

03/17/2020ライフハック

この記事は約 13 分で読めます。

今回はiPhone 7のバッテリー交換を自前で行ったので、その解説記事を書いてみました。いくつか注意点があるので、自分でiPhone 7のバッテリーを交換しようという方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

今回バッテリー交換をしたiPhone 7は飛騨に移住した当初から使い始めており、純正バッテリーで丸3年使用しました。つまり今回が初交換です。

まだまだ使える状態ではありましたが、電池の減りが早くなってきたなあと少し気にはなってきたので思い切って交換することにしました!

過去にMacbook Airのバッテリー交換も自前で行ったので、その時書いた記事と同じような構成で説明していきますね。バッテリーの交換時期の目安、Apple公式サポートとの費用比較、実際の交換手順について扱っていきます。

バッテリーの寿命確認・交換時期の目安

まずバッテリーの使用状況、寿命の確認方法からです。

iPhoneを開いたら歯車マークの「設定」をタップ。その中の「バッテリー」をタップします。

すると「バッテリーの状態」という項目が出てくるので、そこをタップし「最大容量」を見て下さい。ここで寿命の確認が可能となります。

画像は僕の使っているiPhone 7のバッテリー交換当日のものです。最大容量が80%とあります。

数値だけ見るとまだまだ使えそうですよね。ただApple公式の見解では充電400回〜500回でバッテリーの寿命だそうで、バッテリーの最大容量が80%になるとバッテリー交換時期の目安だそうです。

つまり僕のiPhone 7のバッテリーは交換時期ではあるということです。実際の使用感は新品と比べて50%くらいな気がしますし。僕のように3年ほど使っているという方はバッテリーの替え時なのかもしれません。

もちろんお金を節約したい!という方は引き続き使ってもいいですし、やっぱり気になるという方は交換しちゃいましょう!

ではお次に、Appleにバッテリー交換修理を依頼するといくらかかるのか比較してみましょう。

Apple Storeのバッテリー交換費用

iPhone のモデル Apple 製品限定保証または AppleCare+ の保証対象 保証対象外
iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、
iPhone XR、iPhone 11 Pro Max、
iPhone 11 Pro、iPhone 11
0 円 7,400 円
iPhone SE、
iPhone 6、iPhone 6 Plus、
iPhone 6s、iPhone 6s Plus、
iPhone 7、iPhone 7 Plus、
iPhone 8、iPhone 8 Plus、
および、その他すべての対象モデル
0 円

5,400 円

引用:iPhone の修理 – バッテリーと電源 | Apple

僕の使っているiPhone 7だと保証は切れているので、5,400円ですね。Appleの保証が残っている方は、自前で交換するより修理依頼を出すほうが良いでしょう。

一方、保証がないという方は悩みどころですね。バッテリー自体は1,500〜2,000円ほどで手に入るので…

悩まれた方はこの記事を最後まで読んで決めるとよいと思います。人によってはこのバッテリー交換を難しく感じてしまうと思いますし、リスクを犯したくないという人は安全をお金で買うことをオススメします。

こちらからAppleの修理サポートページへジャンプできます。

ちなみに保証対象かわからないという方はシリアル番号からApple公式サイトで確認できます。シリアル番号は「設定」→「一般」→「情報」で見られます。

下記画像は上記サイトにて僕のiPhone 7のシリアル番号で検索をかけた結果です。見事に保証対象外ですね。

それではいよいよ本題です。iPhone 7のバッテリーを自前で交換していきましょう!

iPhone 7のバッテリー交換手順と注意点

バッテリーを購入する

まずはバッテリー本体の購入です。僕はAmazonから買いました。価格も安く、レビューも悪くなかったのでこれにしました。交換用部品も説明書も全て付いてこの価格なのでオススメです。

この商品とも迷いました。少し値段は高いですが、レビューはこちらのほうが良さげです。

ただネットで手に入る中国製品は所詮どんぐりの背比べですので、PSE準拠をうたっていて、レビューが悪くなければ何でもいいと思います。どのメーカーのバッテリーにも不良品は付き物ですしね。

それでは実際のiPhone 7バッテリー交換手順に入っていきたいと思いますが、基本的にはIBESTWINの説明書に従って進めていけば何も問題ありませんので、各工程の注意点も含めて説明していきたいと思います。

また、IBESTWINが提供している解説動画も非常に有用ですのでリンクを張っておきます。

How to Replace iPhone 7 Battery Safely

バッテリー交換作業前に確認すべきこと

バッテリーを手に入れたら早速作業開始!といきたいところですが、作業を始める前に確認すべきことが3点あります!

POINT

  • 自前のバッテリー交換作業は全て自己責任
  • バッテリー残量が25%以下であるか
  • 電源が切れているか

自前でバッテリー交換をされる方、あくまで自己責任で取り組むようにお願いします!何か障害が起きても僕もAppleも一切責任を取りませんのでご了承下さいませm(_ _)m

また自分でバッテリー交換を試みたものの失敗し、修理屋に持っていった場合、費用がかさむ可能性もありますのでその点もご留意下さいm(_ _)m

「そんなことは分かってる!もうバッテリー買っちゃって後には退けないぜ!」という方はお次。

現在使用しているバッテリーの電池残量はいかほどでしょうか?

おそらく安全のためかと思いますが、電池残量を25%以下にしましょう。25%以下になったらiPhoneの電源を落とします。

バッテリーや付属品も並べて準備完了!iPhone 7バッテリー交換作業スタートです!

スクリーンを開ける

バッテリー交換をするためには、iPhoneの内部に侵入する必要があります。なんだかスパイみたいだ。

そのためには、フタの役割にもなっているスクリーンを外す必要があります。正直全行程の中で、ここが一番の山場だと思います。

ではスクリーンを外す手順を説明していきますね。

星型ドライバーで下端部のネジを外す

充電コネクタ差込口の両側にある2本のネジを付属の星型マークのドライバーで外します。ネジを舐めないよう慎重に作業を行って下さい。

そして外したネジは必ず無くさないようにして下さい。僕はiPhoneケースの上に置きました。クリアケースだと分かりやすいですよね。

吸盤でスクリーンを持ち上げ隙間にヘラを差し込む

ネジを外したら今度はスクリーンを外すためにスクリーン(上部)と本体背面(下部)の間に隙間を作ります。ここで付属品の吸盤の出番です。

吸盤でスクリーン下部を固定し、少し持ち上げ、僅かな隙間におにぎり型のヘラをインサートしていきます。

ここでのポイントは吸盤をホームボタンやスクリーン側部にはみ出ないようにすることです。空気が入ってしまうと、吸着力つまりスクリーンを持ち上げる力が弱まってしまうためです。

写真では一瞬でできたかのように見えますが、僕はここでかなり手こずりました…ここでつまづいてしまう人は多いそうなので、落ち着いていきましょう。

なぜうまくいかないかというと、iPhone 7の完全防水機能のせいです。iPhone内部の側面にある強力な接着テープがスクリーンを密着させているんです。だからそう簡単に隙間を作れないわけです。

対処法はドライヤーで1分ほど温め、接着テープを柔らかくした上で、吸盤を圧着させ持ち上げる。そして何度か繰り返し行うことが重要です。慎重にあせらず、根気よくやりましょう。

ドライヤーを使いながら隙間を空けようとすること30分。なんとか成功…ただ結局付属のプラスチックヘラだけではどうにもならないと気付き、包丁も使いながらこじ開けました。オススメはしませんが笑

ヘラをスライドさせスクリーン下側を引き剥がす

あとは差し込んだヘラを左右にスライドさせて、写真のようにスクリーンの下側をパカッと開きます。

別の工程でも思いましたが、専用工具を揃えておけばもっと早く作業を進められたなあと思います。

付属品の吸盤とプラスチックのヘラでは物足りない気がするので、これなんかいいと思います。見るからに強力そうですよね。

また、今後起こりうるiPhoneの故障や次のバッテリー交換に備えて、いっそのこと工具類を一式揃えてしまうのも良いかもしれません。

同じ要領でスクリーン上側も引き剥がす

先ほどと同じように、隙間に入れたヘラを上側にスライドさせ、iPhone周囲に付いている接着テープを引き剥がしていきます。

下側が開いたからといって、無理にスクリーンを上に引っ張らないようにして下さい。切ってはいけないケーブルを切ってしまう可能性があるので、必ずヘラをスライドさせて下から上に向かって徐々にスクリーンを開けるようにします。

上側もパカッと取れる状態になったら、iPhoneの左側からスクリーンをゆっくりと開け、いよいよiPhone内部とご対面です。

左側から開ける理由は、右側にはケーブルがつながっているためです。写真の赤丸部分がケーブルが繋がっている箇所です。

では、一旦ここまでの注意点をまとめておきます。

POINT

  • 必ずスクリーンの下側から外す
  • 吸盤はスクリーンに完全密着させる
  • 隙間ができない時はドライヤーなどで下端部を温める(1分ほど温めればOK)
  • 付属のプラスチックのヘラよりも包丁など硬いものの方がベター(包丁は危険なのでマイナスドライバーとかがいいかもしれません)
  • スクリーンは必ず左側から開ける

それではスクリーンを開けられたということで、次に内部のコネクタ部分を取り外していきます。

コネクタを取り外す

取り外すコネクタは2箇所。ちょうど上の画像のケーブル接続部分になります。

バッテリー接続コネクタを外す

バッテリー接続コネクタはiPhone中央付近にある4つネジで止まっている部分で、このコネクタを外すためにはまず金属ブラケットを取り外します。Y字ドライバーの出番です。

青丸と赤丸とではネジの大きさが微妙に違うのですが、付属品のY字ドライバーを使えば大丈夫。と言いたいところですが、このドライバーちょっと怪しい…サイズ的にはOKのようですが、僕はネジを舐めかけました。危ない危ない。

どのメーカーのバッテリーの付属品もあまり当てに出来ないかと思います。ヘラくらいなら家庭にあるもので代用は効きますが、iPhoneのドライバーはかなり特殊なので、ドライバーだけは専用工具を用意したほうが良いかと思います。

僕はたまたまネジすべり止め液を持っていたので、これで対応しました。本業のチャリツアーのメンテ用品がここで活きました笑

こんな小さいネジでも使えるのかな?と半信半疑でしたが、効果アリでした。オススメです。

4本ネジを外したら、ブラケットを取り去り、下記画像の順番通りにコネクタを取り外します。爪や付属品の細長いヘラなどで下から上にクイッと持ち上げるイメージです。精密機器なので特に慎重に作業を行って下さい。

1と2のコネクタを取り外した画像も貼っておきます。これを見るとバッテリー接続コネクタの構造がよりわかりやすいと思います。

センサー接続コネクタを外す

同じ要領でiPhone上側にあるセンサー接続コネクタを取り外していきます。これを外せばスクリーンを完全に取り外すことが出来ます。

まずは2本のネジを外します。ここで使うドライバーはプラスドライバーになります。これも付属品に一応ありますが、上で紹介した専用ドライバーの方がもちろんオススメです。

ネジ、ブラケット、コネクタを取り外した画像になります。

これでスクリーンが取れる状態になりましたので、パカッとどうぞ。快感ですよ笑

念のため、この工程における注意点をまとめておきます。

POINT

  • 専用ドライバーで作業するのがオススメ
  • ネジを舐めそうになったらネジすべり止め液を使用する
  • 内部の精密機器には一切傷つけないよう十分注意して作業を行う
  • 無くさないようネジを安全な場所で保管する

既存バッテリーを外す

ここにきてようやくバッテリーを外せるようになりました。バッテリーはiPhone底面に強力な両面テープで貼り付けられていますので、間違っても力づくで外そうなどとは考えないようにして下さい。

まずはバッテリー下部の黒いシールを剥がし、白いテープを出します。

その白いテープをドライバーなど細長いものに巻き付け、テープを剥がしていきます。正確には剥がすというより、引っ張るイメージです。ある程度引っ張ったらドライバーに巻きつけて少しずつ取っていきます。

ここは特に辛抱が必要な箇所です。一気に進めようとして無理に引っ張るとテープが切れてしまい、以降テープを取り出すことが難しくなります。

テープは右と左で2枚付いており、僕は1枚目のテープを切ってしまいました。ですがピンセットを使って事なきを得ることが出来ました。

もしテープが切れてしまい取り出すことが不可能となった場合には、力ずくでバッテリーを引き剥がすしかありません。この作業は大変な危険を伴いますので、どうか慎重にテープを取り外していって下さい。

テープがきれいに取れるとこんな感じになります。割り箸にくっついて取れなくなったわたあめみたいですね。

2枚ともテープが取れれば、バッテリーは自然と取り外すことが出来ます。思った以上に背面がきれいで驚きました。

ここでも注意点をまとめておきます。

POINT

  • テープは力づくで剥がすのではなく、ドライバーなどに巻きつけながら引っ張り出して取る
  • 途中でテープが切れたらピンセットなどを使って取り出す

それでは次に新しいバッテリーを取り付けていきます。

新しいバッテリーを取り付ける

新旧バッテリーを並べてみました。これも自分でバッテリー交換をしないと撮れないレアショットですね笑

古いバッテリーと同じように両面テープを使ってバッテリーを取り付けていきます。この工程では特に複雑なことは何もなく、バッテリーに貼るテープがはみ出ないように気を付けるくらいです。

これをiPhoneの背面に貼り付けて完了です。

コネクタ&スクリーンを取り付ける

あとはスクリーンを取り外すまでに行ったのとは逆の手順で部品を取り付けていけばバッテリー交換作業終了です。

コネクタが正しく取り付けられていない、もしくはスクリーンがカチッとはまらないと、タッチ動作が鈍いなど誤作動が生じる可能性があります。以下の項目に気をつけて取り付け作業を行いましょう。

POINT

  • コネクタが正しい位置に取り付けられているか
  • ネジやブラケットに緩みはないか
  • 接着テープがiPhone側面に飛び出していたり精密機器部分に引っかかったりしていないか

問題なくスクリーンがしっかりとはまったら、電源をONにしてみましょう。電源が入らない場合は電池が切れているか、バッテリー接続コネクタがしっかりと取り付けられていない可能性があります。

僕は一発で電源がつきました。バッテリーの状態も100%と、新品購入時の状態に戻りました。

最後にiPhone下部のネジを取り付けて作業終了です。iPhone 7のバッテリー交換成功です!

おわりに

いかがだったでしょうか?今回はiPhone 7のバッテリー交換をする際の手順や注意点などを中心にまとめていきました。

工具類を揃えると費用面ではそこまで差は生じませんし、リスクを取りたくない、精密機器を触るのは苦手、という方は保証のあるなしに関わらず、Apple Storeに持ち込むかiPhone修理専門店などでバッテリー交換依頼をしましょう。

ただ慎重に辛抱強く行えば難しい作業はあまりないので、自分で交換することもオススメします。特に自分でバッテリーを交換できた、という達成感が心地良いですよ!

もちろんバッテリー交換を自分で行う場合は、全て自己責任となりますのでその点はご留意下さいね。

最後に今回紹介したバッテリーや工具類を一覧で載せておきます。

次にバッテリーを交換する時には自分で自分の書いた記事を見ながら進めていこうかな〜なんて笑

最後までお読み頂きありがとうございます!バッテリーを交換して快適なiPhoneライフを!