不幸な出来事を一転させ幸せになるための5つのステップ
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自分の性格は自分で決めるものではなく、他人が決めるものだと言われますがそうかもしれません。
高校生の頃からでしょうか？僕は人からよく「ポジティブだね」と言われてきました。
自分ではそんな自覚は露もないのですが、友人や同僚からはそう思われているみたいですね。
もしかしたら無意識のうちにポジティブシンキングを実践しているのかもしれません。ってことはその時点で僕はポジティブってことなんでしょうか。なんだか分からなくなってきました笑
とりあえず僕がポジティブか否かはさておき、他人の言葉を信じるとすれば、僕はポジティブシンキングが身についているということなのでしょう。
そこで今回は不幸な出来事を一転させ幸せになるための5つのステップと題して、無意識のうちにポジティブシンキングが出来るようになるコツについて紹介します。
仕事や人間関係など、日々の生活に悩みを抱えている方の参考になれば嬉しく思います。
どんな出来事にも正負両側面があると理解する
まずポジティブな頭をつくるために逆のことについて考えてみましょう。"ネガティブ"の意味について調べてみました。
- 事象を正負二極で見立てた際の負の側。マイナス（曖昧さ回避記事）を参照。対義語はポジティブ。善悪の判断では無く単にその事象が無いと言う意味を示しているため、病的な現象が無いという意味で「ネガティブ」という用語を使う場合がある。
- ネガティブ・シンキング – マイナス思考の事。悪い方向の思考のこと。
あまり良い意味ではないですね。端的に言えば負の側面ということになります。
倒産や破産、離婚や死別など、ネガティブな出来事はいくらでも思いつきます。言葉にするだけで気持ちがふさがってしまう気がします…
ただ、ここで"側面"に注目してみましょう。側面ということは、片側があれば反対側もある。ここにも書いてありますね。"正負二極"と。
つまり出来事には正負両側面があるわけです。これはいかなる事象においてもそうです。上で述べた倒産や離婚にも生の側面があるはずです。
倒産を例に挙げてみると、
正の側面：新しい生活をスタートできる
負の側面：借金返済をしなければならない
確かに、両側面考えられますね。これは一見悪い側面しかない事象に対しても同じことが言えそうです。
ポジティブシンキングをするためにはまずここを理解することが最重要です。不幸の中に僥倖があるということです。
正の側面を無理やり考える
ポジティブシンキングを身につけるために次にやるべきことは、正の側面を自分で考えることです。
正の側面というのは、ワクワクするとか楽しみとか嬉しいとかそんな感情になることなら何でもOKです。僕の経験を例にしてみます。左に負の側面、右に正の側面を書いています。
ツアー中ゲストの自転車がパンクした→適切な対処で高評価を得られる
コロナ拡大で収入がほとんどない→節約生活のプロになれる
フライパンが焦げ付いてしまった→きれいにするコツが身につく
愛車に傷がついた→二度と車をこすらなくなる
挙げればきりがないのでこの辺にしておきます。本当にきりがないです笑
なれないうちは正の側面を考えるのに時間がかかると思います。でも時間をかけて下さい。無理矢理でもいいです。
とにかく自分の頭でマイナスにしか見えない出来事からプラスの側面を考え出すことが重要なのです。
上の例に生活を揺るがす一大事も含まれていますが、まずは日常生活の些細な不幸から練習を積んでいきましょう。
卵の殻が料理に入ってしまったとかAmazonで注文した商品が全然届かないとか何でもOKです。
些細な出来事に思い悩まない
小さな出来事に関して簡単に正の側面を見いだせるようになってくると、そういった些細なストレスや不幸が気にならなくなってくるはずです。いわゆる「どんと構えている」状態です。
「まだ商品届かないのかよ〜、早くしろよ」と思った瞬間に、「商品が届くまで家の掃除ができるじゃないか」とか「ちゃちゃっと昨日やり残した仕事を片付けちゃおう」といったように意識を切り替えられるはずです。
この「どんと構えている」状態に入ると、ポジティブシンキングを身に着けたも同然です。
また、些細な出来事に思い悩まなくなることはポジティブに考えられるようになること以外にもう一つメリットがあります。
それは、意思決定に費やす労力が削減される、というものです。
人間は意思決定に費やせる労力が人によって決まっています。RPGゲームで言うところの、MPみたいなものです。
例えば1日に消費できる労力が100と決まっているなら、「今日何食べよう」といった小さな意思決定には5、「誰を採用しよう」といった大きな意思決定には50といったような感じです。
世界的に有名な起業家はこの意思決定労力を減らす工夫をしているようです。例えばFacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏は毎日グレーのTシャツを着ていますよね。彼は「今日は何着よう」という意思決定をすることなく朝食を取ることになります。
Apple社元CEOの故スティーブ・ジョブズ氏もいつも黒いハイネックシャツを着ていましたよね。
些細な出来事に思い悩む必要がなくなるということは、この意思決定労力を減らすことにもつながるので日々の生活により良い風を起こしてくれることになるのです。
成功体験の裏側を知る
少し話はそれてしまいましたが、先程話したように些細な出来事に思い悩まなくなってくれば、ポジティブシンキング習得も目と鼻の先です。
次に行うべきなのは、成功者の裏側を知ることです。
どんな成功の裏側にも、途方も無い苦労や悲しみ、失敗の連続があります。最初から成功者だった人はこの世にいません。いたとしても良家に生を受けたなど環境に恵まれた人だけでしょう。
世の中のほとんどの成功者は自分で成功を勝ち取りにいっています。そしてその過程には果てしない苦労があるものです。
そういった成功者の裏側を知ることはポジティブシンキングを身につける上で非常に重要になってきます。
成功者が抱えていた負の側面を知り、それについて考えてみるのです。「この時この人はどんな気持ちだったか」「なぜ立ち直ることが出来たのか」など。
多大な成果を遂げる成功者は誰しも凄まじい不幸に見舞われているものです。例えば上で挙げたスティーブ・ジョブズ氏。
彼は、現代の生活において無くてはならない製品"iPhone"を生み出した成功者として広く知られていますが、彼には一度Apple社から解雇されたという過去があります。
彼の自伝はいくらでもあるので、このときの彼の心情を代弁している書籍は簡単に見つかることでしょう。
ただここで、「自分だったらどう思うか」を考えてみて下さい。あくまで自分で考えることが重要です。
おそらく辛い気持ちになるでしょう。ただその出来事から負の側面のみを切り取るのではなく、正の側面をひねり出すのです。
これまでの経験を生かして新しい分野で花咲かせよう
会社に縛られず自由に仕事ができる
といったようにあらゆる角度から正の側面を導き出すのです。
このように成功者の裏側を知り、彼らに起こった負の出来事から正の側面を考え出すことは、自分に同じような不幸が起こった時にうまく対処できるようになる訓練となります。
この訓練をし続けていれば必ずポジティブに考えられるようになるはずです。
観客ではなく演者になれ
ここまでくればもうポジティブシンキングができるようになっていることでしょう。ただ最後にお伝えしたいのが、「観客ではなく演者になる」ということです。
どういうことかと言うと、「受け身になってはいけない」ということです。
受け身になると物事を消極的に考えがちです。つまりネガティブに考えてしまうということですね。
常にポジティブシンキングを出来るようにするには日々のいかなる場面においても能動的、行動的、積極的でいましょう。
自分で意思決定し行動したことで不幸な出来事が起こったとしても、後悔に暮れることなく前向きになって正の側面をすぐに見つけられるはずです。
ポジティブシンキングのために最も重要な条件とも言えるでしょう。
家庭でも仕事場でも常にイニシアティブを取って行動することで、自然とポジティブシンキングが出来るようになっているでしょう。
さあ、客席で座っていないで、ステージに立つ演者になりましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はポジティブシンキングを身につけるためのコツについて紹介していきました。
もう一度ポイントをおさらいしておきます。
- 物事には正負二つの側面がある
- 日々起こる些細な不幸に正の側面を見出す
- 小さなことに思い悩まない
- 成功者の裏側を知り訓練する
- 常に能動的な自分でいる
冒頭でも述べましたが、僕自身ポジティブであるという自覚はありません。ただ多くの人からそう言われます。
ということはやはり無意識のうちにポジティブ志向であり、ポジティブシンキングが自然に出来ているということなのでしょう。
今回紹介した内容は自分の経験に基づきながら、所々今までに読んだ書籍の内容も参考にしてみました。
もしこの記事だけでは物足りないという方がいらっしゃったら、下記に紹介する本を読了することをオススメ致します。
ポジティブシンキングを身につけ、日々起こる不幸を幸せに変え、豊かな生活を送りましょう。
ちなみにDaiGo氏の『ポジティブ・チェンジ』は無料で読む(聴く)ことも出来ます。
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