転職してまで僕が地域おこし協力隊に応募しようと思った3つの理由

06/01/2017アドバイス

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今日早くも4回目の英語教室をやってきたDaiです。

前回までの振り返りに1回の授業の7割以上の時間をかけているあたり、生徒(平均年齢は70歳前後)への手厚いサポートが巷で話題を呼んでいます。

実際に外国人が来た時のことを想定したフレーズを扱っているんですが、皆さん結構熱心に覚えようとしてくれていて今日なんかは笑いも多く賑やかでした!

地域おこし協力隊になるまでの経緯を伝えようと思う

さて、そうやって徐々に地域にも溶け込み地域おこし協力隊としての活動が出来始めてきたわけです。

ですが改めて転職をしてそこに至るまでの経緯を話したいなと思っています。まあなんていきなりな。

移住した理由はこちらの記事で書いています。

ただ理想の生き方を模索している方、地域おこし協力隊に興味がある方のために僕が協力隊を知って応募し書類選考や面接を経て実際に着任した経緯を全てお話します。

僕の場合転職という形、しかも東京からの移住ということでだいぶ変化も大きかったわけですが、そういう経験も社会貢献の一つ(←大げさ)として共有するべきかと思っています。

手始めにこの記事ではどうやって地域おこし協力隊を知りどんなことが応募のキッカケとなったのかについて書いていきます!

正直初めて知った時のことを覚えていない(笑)

経緯を紹介するよ!とか意気込んでいたものの、いまいち最初に地域おこし協力隊という存在を知った時のことは覚えていません。

(笑)じゃねーよって感じですよね、まじで(°▽°)

でも知ったのは2016年の11月末くらいだったと思うんですよね。

「新卒でも他の会社や業界にアンテナ張る意味で転職サイトは登録しておいた方がいいよ」ってどっかの先輩に言われて登録して。(どっかの先輩ありがとう)

それでブラウジングしていたらたまたま地域おこし協力隊の応募を見つけたんですよね、リクナビだったかな。

その最初に見た求人が馬瀬ではない某市町村のインバウンド関連業務で、「おーっ、こんなんあるんか!」って一人で盛り上がっていたことは覚えています笑

それから地域おこし協力隊を改めて調べてみて、総務省の定住促進事業だとか応募するまでに知識をつけていったんですよ。

地域おこし協力隊の応募を決意した3つの理由

知ったのはそんな感じ(まあハッキリと覚えていないだけどさ←)、でも知るだけじゃ応募はしませんよね。

ということでなぜ僕が地域おこし協力隊の応募に踏み切ったか話しましょう。それには3つの理由があるんです。

ただこの3つの理由時間軸はバラバラで、しかも地域おこし協力隊という制度を知る前の理由が2つあります。

前々から心の中で思っていたことが「協力隊になることで実現できるやん!」って感じで応募するキッカケとなったんです。

『ナポレオンの村』というドラマ

ナポレオンの村

2015年の夏から秋にかけてTBSで放送されたドラマで全7話。

僕がまだ大学生だった頃に見ていたんですが、すごく印象に残っていて。

最初はよそ者として煙たがられていた公務員が徐々に地域住民と距離を縮めていき、次第に彼らの協力を得ながら限界集落だった村を立て直すサクセスストーリー。

一応モデルはあったみたいなんですが、ドラマ自体はそんな上手くいくかよということの連続笑

でも理想は理想でいいわけで、将来こんなこともしてみたいな〜なんて学生の頃思っていたわけですよ。

まあその早1年半後に似たような活動をしているわけなんですけど←

実際地域おこし協力隊のことを調べていて『ナポレオンの村』のことは頭に過ぎりましたし、何より理想の生き方?というかそんなサクセスストーリーに憧れていました。

別に全て同じようにいかなくても(というかそれは不可能に近い)、苦労しながらでも徐々に地域の方に認められ愛されていくことは僕にとって挑戦でもありまた理想でもあったんです。もちろん今もそうですけどね。

超大手銀行を辞めて協力隊になった友人

これは地域おこし協力隊という制度を知ってからのことです。

 

これを最初に他の友達から聞いた時はかなり驚きました笑

新卒で入った某超大手の銀行から転職して地域おこし協力隊として東京から九州の方へ移住した大学時代の友人。

真面目で誠実な男の子だったんですが、確かに学生時代からちょっと周りと違うオーラはあった気はします。

でもまさか将来絶対安定の銀行を辞めてそんな遠くの地方に移住したと聞けば誰でも興味湧きますよね笑

それくらいの決意をした人が身近にいたもんだから、上で話したサクセスストーリー的な理想の生き方に自分も若いうちに挑戦すべきだなと思ったんです。

彼には応募前から面接の時も相談に乗ってもらってとてもとてもお世話になりました。

合間を見つけて彼の赴任地域にも行ってみる予定でいます!

親族総出の祖父母の長寿祝いで感じたこと

祖父が88歳=米寿、祖母が77歳=喜寿だったのでそれを祝おうと親戚みんなで温泉旅館に泊まったんです。

それぞれ車、バイク、新幹線で。2016年9月のことでした。

その時従兄弟にも数年ぶりに会ったし何よりあんな大勢親戚が集まったのは小学生以来のことだったかと思います。

それに最初で最後とも言える親族でのカラオケ大会もあったり…今でもとても良き想い出で。

とまあそれも伝えたいことですが、本当に伝えたいのはその時に思ったこと。

そんな素敵な想い出を演出してくれ、また身内や人の温かみの大切さに気付かさせてくれた旅館業というサービス。

それまではレストランで食事をしても旅館に泊まっても宿泊業とか飲食業って特に気にかけることもありませんでした。

でもその経験を通して、人に本当に大切なものが何であるか教えてくれる、またそういったかけがえのない時間をコーディネートする素敵な職業、業界って思えたんですよね。

じゃあ普通そういう飲食とか宿泊業界にいくんじゃないの?って思う方いらっしゃると思います。

ただ僕にとってミソは「お金で買えない価値」なんです。

「買えるものはMastercardで」と言いたいところですが、ビジネスではない形でそういった人に寄り添う仕事、人間の温かみを感じられる、演出できる仕事がしたいなと思ったんです。

地域おこし協力隊に応募しようと思った理由の中ではこれが一番大きいです。

実際に今隊員として活動していて本当にそれに近い仕事だなと思います。

もちろん任期後の自分の定住のためにビジネスや生業をつくる必要はありますが、自分の軸はブレさせないようにしたいです。

祖父母の長寿祝いの時に感じたことをまず第一に考え、その延長線上で生業を考えていこうと思っています。

甘い理想論かもしれませんが、自分は自分のレールを走るまでです。僕はブレない。

まとめ

僕が転職して地域おこし協力隊になるまでの経緯として、今日はその序章である協力隊に応募しようと思ったキッカケについて話していきました。

ドラマや友人、自分の体験など様々な理由ありますが今思うとまさかこんなに早く協力隊になっているとは!という感じです笑

全てが応募時に思っていた通りとまではいきませんが、少なくとも徐々に地域に溶け込んでいるという感覚や人の温かみというものを日々感じながら活動できています。超ハッピーです笑

そんな生き方をしてみたいとか地域おこし協力隊の応募に悩んでいるという方の参考になっていれば嬉しいです。

また近いうち協力隊の応募や面接の話など他の経緯もアップデートしていきますのでお楽しみに!