韓国情勢悪化・中国ウイルスでインバウンド激減?地方への影響は?
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飛騨の非観光地域を拠点にインバウンドガイドをやってますDaiです!
暖冬ということで飛騨も全く雪が降っていません!寒いのが苦手な僕にとっては素晴らしい冬です。
韓国情勢悪化…中国コロナウイルス…
東京オリンピック2020を目前に控え、色々といいニュースばかりが流れているインバウンド業界ですが、残念なことに陰りが見え始めています。
インバウンド業界に身を置かない方でも容易に想像のつく出来事があります。
まずは2019年途中から起こった韓国との情勢悪化。これにより訪日韓国人旅行者は激減し、消費額で見るとこれまで増加を続けていたにも関わらず、2018年の数値と比較して1,600億円減少。
もちろん2019年インバウンド全体としては伸びていますが、伸び率は下降気味です。
また、2020年の初めのビッグニュースとして中国での新型コロナウイルスの発覚。これが訪日中国人旅行者の書き入れ時である旧正月(春節)を直撃。
政府統計は未だ出ておりませんが、2020年1月は大幅な減少が予想されます。さらに事の性質上、この影響は長く続きそうです…
UMESEKO TOURへの影響はゼロ
とはいえ、僕の事業への影響はゼロと言っていいほどありません。中国人・韓国人のゲストは100人に1人もおりませんので。
一方で同じく政府統計の2019年の年間値から追い風も感じられそうです。
それは英国の伸びが著しいことです。理由として考えられるのは2019年ラグビーワールドカップ開催により、多くのイギリス人が訪日し日本に長く滞在したことでしょう。
現に2019年9-11月のイギリス人ツアー参加者の訪日理由はほとんどがラグビーワールドカップ観戦でしたから。
もちろん英国だけでなく米国やオーストラリアなど欧米諸国は着実に伸びているようです。UMESEKO TOURのメインゲストは米英豪ですので何ら心配はありません。
地方の非観光地には依然追い風
冒頭でも話したとおり、僕のツアーは全て高山からほど近い片田舎で行われております。
高山や金沢は地方の観光地としての位置づけになりますが、これらの都市は東京や大阪同様、中国人と韓国人の減少による影響はかなり受けそうです。
ですが、僕のツアーのように観光地をハブにした体験や宿泊施設、地域など顧客の多くが欧米豪の旅行者の場合依然として伸びが期待されます。
コロナウイルス発症を敬遠して旅行を中止もしくは延期する旅行者はあっても、そこまで多くはないはずです。現にすでに予約の入っているお客様から一件もキャンセルは頂いておりませんし、予約数も着々と増えております。
ですので、政府統計やニュースでインバウンドの減少傾向が騒がれておりますが、ユニークな体験や施設を提供する地域においては心配無用です。まだまだ新規参入も十分可能です。
いかにして欧米豪の旅行者を地域に呼び込むのか考えていきましょう。こちらの記事を参考にしてみて下さい。
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