地域おこし協力隊の活動で見落としがちな最も重要な2つのポイント
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どもども〜!2月といえば受験、そして転職面接シーズンですねえ〜(意味深)。
地域おこし協力隊の面接も結構行われているようで、この前馬瀬に面接に来ていた方とたまたまお会いしましたよ。
なんていうか、僕なんかより全然協力隊!って感じの雰囲気でした。晴れて協力隊になれたらいいですね。
さてさて!今日はその地域おこし協力隊の活動に関して、みんな見落としがちなんだけど、実はこれ超重要なんだよ!ってポイントを2つばかし紹介したいと思います。
自分が協力隊でありながら感じる制度の問題点や不信感というものが多々ありまして、その一端をこちらのブログで紹介できればなと思うばかりでございます(意味深)。
現役、そして未来の協力隊!いや、そこの役場担当者!あ、あと、そ、そ、そうむ、総務省のお役人様にも、と、届けばいいな、なんて笑
役場と良好な関係を築く
早速1つめ!役場と良好な関係を築くことであります!おい、ちょー基本じゃん!と思われた方、でもこれホントなんです。
もう役場との関係が任期3年間の中で一番重要ですよ。だってまず考えてみてくださいよ。
もちろん配属先にも寄りますが、一番付き合う時間が長いのって役場担当者並びに役場ですよ。
地域密着型!なんて形態で道の駅や観光協会勤務なんてのもありますが、じゃあその予算どこから出てるの?ってこれも役場なんですよ。役場すげーって感じですね笑
募集から着任、生活や定住支援など全て(形だけのとこもあるけど)取り仕切っているのは役場なわけなので、そことの関係がギクシャクしてしまうのは一番活動に支障を来すといっても過言ではありません。
お前はどうなの?って聞かれて、「超仲良いです!」と胸張っては言えませんが、少なくとも悪くないという自信はあります。
まあ別に良好な関係を築く、って仲良くなれってことじゃないですし、建設的な議論がお互いにできれば良いわけですね。
特に上で話した予算に関しては一番重要。自腹切る人はよいですが、活動費使えるのはありがたいですよ〜。
こちらの記事でも紹介しましたが、予算を上手く使うには役場の協力があってこそです。
とにかく敵を作らない
さて2つめいってみましょー!ってこれも基本中の基本て感じですよね。でも盲点な気がします。
敵を作らない、というのは読んで時のごとく、自分を刺してくる人を作らないということです。具体的には、自分の生活や活動に悪影響を及ぼす人を作らないということです。
これは近隣住民だけの話ではなく、市内または県内の協力隊、地元の商店など全てを包含しています。究極的には八方美人てやつですね。
でも八方美人て綻びが必ず生じてくるので、オススメしません。
地域内で煙たがられている方はさておき、常に誰に対しても誠心誠意真っ向からコミュニケーションを取っていけば大丈夫です。何の心配もありません。
特に僕のような都会人あがり(町田だけど)は警戒しちゃうかもですが、まあこの僕がそこまで悪評を立てているわけではないので大丈夫でしょう。
でも僕を良く思っていない人も中にはいるだろう、というのは言及しておきます。ただそれってどんなところで暮らしていても、どんな仕事をしていても同じですよね。
要は敵でなければOKです。つまり自分の生活や活動に悪影響がなければ問題ナッシングです。
地域内では常にアンテナを張り、自分の行動を客観的に監視するくらいがちょうどいいです笑
なぜ見落としてしまうのか
では、最後に超基礎中に見えるこの2点をなぜ見落としてしまう協力隊がいるのかということについて話しましょう。
これまで数十名お会いしてきた協力隊の中で、これらを実践できていなかった方に共通するのが、「自分の殻に閉じこもるのが得意」ということです。分かりやすく言えば「視野が狭い」って感じですかね。
まあ僕の視野の狭さについてはさておき、この基本が実践できない方は自分の活動しか見えていないんですよね。それもその活動がどう社会に貢献するかすら見えていないのです。うう、つらい…
協力隊って酸いも甘いも経験できるおいしい職なんですが、その分視野が狭くなることも請け負いです。
「自分の活動が100%地域のためになる!」というわけではないのに、それに気づかず、もしくは目を塞ぎ、他のことは二の次に突っ走ってしまうわけです。
だからこそ、協力隊の活動に置いて本来重要であるはずの、上で述べた2点が実践できないわけです。
最後に
今回は地域おこし協力隊の活動における重要だけど見落としてしまいがちなポイントについて扱いました。
僕も正直「独りよがりで突っ走ってない?」とか思われているかもしれない(いや多分思われてる)ですが、上記2点はしっかり守る努力をしています。
理想実現のためには行動あるのみなので、とにかく突っ走っていますが、協力を得ることや周りの目を気にすることは多少なりともしておくべきです。
今回の記事が地域おこし協力隊に携わる様々な方の一助になれば、と。