地域おこし協力隊の予算400万円って本当に全額使えるの?
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はい〜今日は地域おこし協力隊関連記事です〜。中々踏み込んだ内容を取扱っていきませう!
タイトル通り予算400万円は実際使えるのか!について切り込んでいきますよ〜。
地域おこし協力隊の予算
なんか写真に悪意感じますが、それはさておき。まず協力隊の予算について整理しましょう。
ズバリ!地方自治体が1名の地域おこし協力隊を雇用または委託すると、お上様である国から年間400万円が支給されます。これは特別交付税というらしいですよ〜(役場担当者談)。
そう、タイトルの400万円とはまさにこのこと。活動費だとかまあ色んな括りで紹介されますが、とにかく協力隊1人につき年間400万円の予算が付きます!
予算400万円の内訳
じゃあこの400万円って何に使うねん?って話なんですが、これは色んな使い道が想定されています。
まず大きなところでいうと、400万円は50%に分割されます。半分は協力隊の給与(生活費)として、そしてもう半分がいわゆる「活動費」として支給されます。
おーなるほど、200万円が協力隊の懐へ入り、200万円が活動の経費とかに使えるのか、ふむふむ。
で、生活費としての200万円は間違いなく保証されていると思ってOKです。12ヶ月で割ると月々約16万円ちょっと(薄給)ですね。手取りにすると、さらに……やめとこ!笑 そこ!予想しない!笑
基本的に大体の募集に「給与16万6000円」とか書いてあると思います。JOINのホームページで確認どうぞ。
この時点で気づいた方もいると思いますが、年間予算の400万円は自由に使えるわけではないんですね。
半分は個人の生活費に充てられるわけです。とはいうものの、食べなきゃやってけない!ということでこれは正直仕方のないことです。
400万円全額が自由に使えないことはわかったけど、活動費の200万円はどうなの?はい、ご質問ありがとうございます。さあ、どうなんでしょうね!(おいおい)
「活動費」200万円の内訳
まあ結論から言うとこれも自由には使えないと思ってくれてOK。もちろん市町村によります。OKなところもあるかもしれない。でも大半はそうじゃないはず。
じゃ僕のケースを少し紹介しましょうか。もちろん役場の方やその他関係者に怒られない範囲内でです(チキン)。
まずさっきの200万円は生活費。そして残りの「活動費」の200万円の行方はどうなっているのでしょうか?
大きく分けて下記の勘定項目に充てられていますね。
- 家賃補助
- 車両借上料
- 旅費交通費
- 通信費
- 消耗品費
- 原材料費
- 研修費/会議費
ざっくりこんな感じ。原材料費って何?って思った人、それ実は僕もわかりません。協力隊3年目になろうとしている僕でもわからない…なんやこれ笑
で、気になるのがそれぞれの割合ですよね。僕も自分の予算は完全に把握しているつもり(原材料費何かわからない人)なので、詳細に言えと言われれば言えます。
でも色々セーフガードしないとなので、細かいところは個別に聞いてみてください。かわいい問い合わせフォーム作ってあるので。
一応枠が多い順に並べていて、一番上の家賃が20%くらいですかね。それ以外は5-15%とかです。
「活動費」の200万円はこういう風に使われるんですね〜。でも家賃とか活動費じゃない気が…いや!活動費!そう思っておこう!笑
結局予算自由に使えるんですか?
じゃ最後に本題。結局予算400万円自由に使えるの?という問いにお答えしましょう。
まあここまで読んで下さった方ならわかると思いますが、「自由に」は99%無理でしょう!
生活費200万円を除いた、200万円のうち何%かは融通が効くという感じですね。
でもその「融通」は市町村によってまちまち。僕は融通効く方なのかな?って感じです。
ただ協力隊1年目の予算は絶対に動かせない!これだけは断言できます。もちろん議会で修正予算とかありますが、スーパー非現実的なので。
もし自由に予算を使いたいということであれば、2年目以降の話。しかも200万円のうちの何%か、ですよ。
世知辛い世の中やな、と思った方!そんなに悲観しないでください!そもそも400万円自体が国費なのですから…!それに3年も続けたら1200万円ですから。それだけでありがたいのです。
でもまあもちろんもっと自由度あればなとは思うのが本音です!この辺もっと柔軟になれば全国に協力隊の数も増えてくるし、成功事例も増えてくるのでは?と思う今日この頃です。
上で話したようにもっと聞きたい!という方は個別にご相談くださいませ〜。
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