女装して女湯に入った男性が逮捕された銭湯が本当に汚いのか調べてみた
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1年で最も寒い日「大寒」は1月20日ですが今めっちゃ寒いです。
寒い日はあったかい湯船に浸かりたいですね。温泉や銭湯もいいですね。
ところで、誰が言い始めたやも知れぬ万国共通いにしえより男のロマンとされてきた女湯。
修学旅行とか野郎連中の旅とかでのぞきなんてのはもはや定番でしょうか。
ただ捕まるんで絶対バレないようにのぞいてやって下さい(バレなきゃやっていいのか)。
残念ながら今日ニュース見てたらバレちゃった人いたみたいです。でもそのバレ方が異常でした笑
女装して女湯に入浴した50代男性捕まる
女装して公衆浴場の女湯に侵入したとして、札幌西署は10日、札幌市白石区、パート従業員の男(50)を建造物侵入の疑いで現行犯逮捕した。
同署の発表と施設側の説明によると、男は10日午後9時頃、同市中央区北5西24の公衆浴場の女湯に侵入した疑い。調べに対し、「男湯は汚く、女湯の方が安らぐから」と供述しているという。
男は身長約1メートル80で太っており、当時、黒いボブカットのカツラ姿で化粧をしていた。約50分間入浴しており、居合わせた常連客が、不自然に下半身を隠していることを不審に思って施設側に連絡した。男は当初、施設側や駆けつけた署員に対し、裏声で何度も「女性です」と言っていたという。
女装し女湯50分、裏声で「女性です」…男逮捕|読売新聞
女装して女湯に入るとか…!ツワモノすぎでしょ!!!
男湯は汚くて女湯の方が安らぐから入ったとのことですが、僕には到底無理な業です。
「あ〜女装バレないかな…大丈夫かな」
「あの人こっち見てる?いや絶対見てるよね…!」
とか色々考えちゃって心安まったもんじゃないです笑
汚いの嫌で女装してまで女湯入るとか社会的にはアウトですが、一男性としてはむしろ天晴です。よくやった。
ただその語った理由がちょっと怪しい。のぞき目的じゃないの?とかそういうのではなく、単純に男湯が汚いってなにそれ?
本当に汚いの?と疑問に思ったので、珍事件のあった銭湯を調べてみることに。
札幌市中央区の銭湯『さつき湯』
- 住所:札幌市中央区北5条西24丁目3-11
- TEL:011-631-5788
- FAX:011-631-8733
- 営業時間:14:30〜22:30
- 定休日:金曜日
- 主な設備:高温サウナ(乾)、水風呂、超音波、気泡風呂(バイブラ)、ボディシャワー、流れ風呂
なんかだいぶ高機能備わってません?笑
流れ風呂ってなんだろ、流れるプール的な?だったらすごい。
創業は昭和31年(1956年)と昔ながらの銭湯で、今では3代目となったようです。
そして普通の銭湯かと思いきや、ここランニングステーション(通称:ランステ)の加盟店らしいです…!今風だな、さつき湯。
さつき湯の男湯は本当に汚いのか?!
さて、本当にこの男性が言うようにさつき湯の男湯は汚いのか見ていきましょう。
確かに「Since 1956」と書いてありますね。ふむふむ。
お店の外観や内装からまさに昔ながらの銭湯って感じしてますね。
ちなみにさつき湯という名前の由来は「オープンしたのが5月だったから」だそうです。うーん、普通。
東京の葛飾にも同じ名前の銭湯があるけど、日本全国に10軒はありそうですね。
さあ脱衣所です。浴室も目の前に見えています!それでは男湯は本当に汚いのでしょうか?!
はい普通!!!少なくとも汚くはないと思う!てか銭湯なんだから毎日掃除してキレイに決まってる!(注:写真は2012年当時のもの)
調べたらこれちゃんと男湯なんです。写真から推測するに女湯も同じような感じでしょう笑
写真中心にあるのが「流れ風呂」なるものです。結構深くて強力な流れで循環されているそうです。
こっちの写真はだいぶキレイに見えますね。左が超音波風呂、右が気泡湯です。コンパクトさが可愛いですね。
まとめ
今回は「男湯が汚い」という理由で女装して女湯に入った男性が逮捕された銭湯が本当に汚いのか調べてみました。
結論は全然汚くない。むしろキレイでしたね。まあ写真は2012年のものなので5年経って現状は違うのかもしれませんが。
どちらにせよ、さつき湯さんにとってみたら今回はエラい迷惑な話だったと思います。
「女装した男性が女湯に入った銭湯」なんて評判が立ったら最悪です。
最後にさつき湯の女性経営者のコメントを紹介しておきます。
男が女湯に入り込むなんて、創業60年間で初めてのこと
そりゃそうだ。長い歴史を誇る札幌市のさつき湯さん、岐阜県から陰ながら応援しております。
追記:8年前にも同じ犯行で逮捕されていた
この男性2010年にも同じような事件を起こしていたそうです。
場所は東京代々木の銭湯で、その時は入浴前の脱衣所で捕まりました。なんでも脱衣所のイスに座って洋服を着たままジッとしていたそうな。
しかもこの頃男性は防衛省技官のエリートだったそうで、この事件をキッカケに北海道へ帰ったようです。
ちなみにこの代々木の銭湯の従業員さんは男性の今回の犯行動機についてこう語っています。
当時警察は犯行動機をのぞきとして処理したみたいですけど、捜査終了後の刑事さんの「本当にのぞきだったのかな?」という言葉が印象に残っています。なぜなら彼は脱衣所で女性をジロジロ見ていなかったからです。今回も「女湯が安らぐから」と言っていたそうだけど、私もその可能性が高いと思います。
信じるか信じないかはあなた次第です。
ただ事実として言えるのは、この男性が8年かけて女装した状態で脱衣所から女湯まで入ったというかすかな進歩でしょうか。