鶏ちゃん、カルビーのご当地ポテトチップスになるってよ
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衝撃的かつ嬉しいニュースを見つけたので紹介します。
あの鶏ちゃんがポテトチップスになるらしい…!
「鶏ちゃん」味のご当地チップス発売決定!
カルビーはこのほど、岐阜県のご当地ポテトチップス「ポテトチップス ピリ辛鶏ちゃん味噌味」を作ったと発表した。47都道府県の地元の味を開発する「ラブ ジャパン」プロジェクトの一つで、11月13日から中部3県や北陸、静岡のコンビニで売り出す。55グラム入り120円程度(税込み)を見込む。30万袋以上の出荷を目指す。
2月から若手県職員の協力を得て味を検討した。複数の案から下呂市や郡上市の鶏と野菜を味噌でいためた郷土料理「鶏ちゃん」を参考に味噌の味付けにした。同県各務原市にある同社工場で生産する。
同社幹部が25日に古田肇知事を訪ね、商品を紹介した。古田知事は「やみつきになる味。鶏ちゃんの料理を岐阜県外にも紹介する機会になる」と話していた。
そもそも鶏ちゃんとは何か?
あの子供は絶対に読みたくないであろう難しいトピックばかりの日本経済新聞で取り上げられたこともまた嬉しいですね。
「おい、Dai。ところで鶏ちゃんてなんなんだよ。一人で盛り上がっていないで説明しろよ」とこんな声が聞こえてきそうなので説明しましょう。
下呂市の代表的ソウルフード
鶏ちゃん(けいちゃん)とは、岐阜県の郷土料理の一つで、鶏肉を使用した料理である。「けいちゃん」とも表記され、「鶏ちゃん焼き」ともいう。
元々は飛騨地方南部の下呂市(旧益田郡)や高山市南部、中津川市北部、奥美濃地方の郡上市の家庭料理である。1950年頃から食されていて、1960年頃から、地元の精肉店や居酒屋が独自に改良したと言われる。
「ひょうたん」と同じく「けいちゃん」という発音である。
引用:Wikipedia
「ひょうたん」と同じく「けいちゃん」という発音である、に思わず笑ってしまった。
いやでも確かに「けい」のイントネーションを上げるか下げるかはたまに分からなくなります、正しくは下げます。
とにかく下呂市を始め飛騨地方南部の郷土料理かつB級グルメなのです!
ちなみに下呂市の情報はこちらの記事で詳しくまとめています。
鶏ちゃんの起源って?
Wikipediaによると1950年頃から食べられ始めたとありますね。
戦後まもなくというところでしょうか、早70年近くの歴史を持つことになります。
ではその鶏ちゃんの起源は何なのか?
昔、今の下呂市や郡上市の田舎では卵を得るために各家庭でニワトリを飼育していたそうです。
しかしニワトリは2年ほどで卵を生まなくなる「廃鶏」になってしまいます。
でもこれを「もったいない!」ということで食べ始めたのが鶏ちゃんの始まりです。
食肉が手に入りにくかった戦後すぐの頃、鶏ちゃんは貴重な料理であり、盆や正月など特別な時に振る舞われましたそうです。
鶏ちゃんの「ちゃん」て何?
いや、ただ単に言いやすいからと思うじゃないですか!?違うんですよ〜、僕も最初はそう思っていました。
ちゃんと「ちゃん」にも意味があるんですよ(←うまいこと言ったつもり)
「ちゃん」というのは元々タレの意味をもつ「醤(じゃん)」だったそうです。
それが伝承していく過程で「じゃん→ちゃん」になったらしいです。
ん〜まあ「鶏じゃん」より「鶏ちゃん」の方がやっぱりしっくりくるかな、なんか可愛い感じしますし。
でもこの鶏ちゃんの名称に関しては諸説あるらしいですよ、僕は一番好きなこれを紹介しました笑
バラエティに富んだ鶏ちゃん
一口に鶏ちゃんと言ってもめちゃくちゃ種類があるんですよ!!!まあそこが鶏ちゃんの魅力の一つでもあるんですが。
基本的には「みそ」か「しょうゆ」なんですが、ピリ辛とか使う肉の部位が違ったりとか。豚肉を使う「とんちゃん」ってのもあるんですよ。
そして鶏ちゃんの魅力を存分に発信している「鶏ちゃん合衆国」なるものもありますのでよかったらどうぞ!
だいたいどこのスーパーにも何種類かあるんですが、置いてあるときは僕はこれを買うようにしています。
何てったって馬瀬ブランドですからっ!!!ちなみに村山チキン株式会社社長のお母様は現下呂市副市長であります。
おわりに
いや〜鶏ちゃん味のご当地ポテトチップスとは楽しみですね!
ちなみに僕は週2くらいで鶏ちゃん食べてます。だいたい多めに作って次の日のお弁当にしてしまうとか。
野菜も取れるし鶏ちゃんは馬瀬に来て好きな料理の一つですね!
東海地方に住んでいなくてもネット販売でいくらでも買えるのでぜひ\(^o^)/