飛騨古川の外国人向けサイクリングツアー!〜馬瀬でのインバウンドに向けて〜
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東京も悪くないですね、早速色々必要なもの買ってます笑
飛騨古川の114スポーツ
もう2ヶ月前になるでしょうか?馬瀬でのインバウンド向け体験ツアー造成をするべく飛騨古川のサイクリングツアーへ参加してきました!
職業柄今年の夏はサイクリングめっちゃしているんですが、中でも印象に残っているのがこれです!
運営主体は114スポーツ!名前が秀逸でまずそこが好きですね笑
使用した自転車は軽量の一般的なものです。自転車に慣れない方でも安心して乗れます。
コース概要
今回のサイクリングツアーはこんな感じの流れでした。
- 飛騨古川の古い街並
- 広い田園地帯
- 地元の小さな古墳
- 神社の湧き水チャージ
- 飛騨牛小屋
- 川沿い
- ソフトクリーム
街並を形成している家々でどういった生活がされてきたか、なぜ瀬戸川に鯉が放流されているのかなどローカルな話を聞くことができます。
数を聞いたら驚くこと間違いなしなので、ぜひ鯉の数を聞いてみて下さい笑
日本人が田園風景見てもとは思うかもしれませんが、結構インパクトありました笑
米の話だけでなくて米に関連した話、例えば日本酒など自分の知らないことも教えてくれました。
神社や古墳なども日本人にとっては普通かもしれませんが、これらについても日本人が普通知らないことを教えてもらえました。
しめ縄や紙垂の説明なんかはとても面白いものがありました。ネットで調べれば一発ですが、自分で体を動かして人に説明してもらうと感じ方は全然違うと思います。
出ました!飛騨地方特産の飛騨牛!今や日本を代表する和牛ブランドですね。
面白かったのは外国人だとたまにいるベジタリアンには見せないんだとか、理由はもちろん分かりますよね?
ラストは地元の乳製品直売所で販売されているソフトクリームを頂きました。
日によってはカフェだったり色々だそうですが、地元のお店にちゃんと入るようにしているそうです。
外国人向けツアーガイドとしての心構え
質問対応と改善行動の繰り返し
外国人向けのツアーなのでもとより割合的には外国人ばかりです。
そんな中でツアーの中で聞かれる質問について違いがあるそうです。それもそのはず、バックグラウンドが全然違いますからね。
「え、それ聞く?」って、ガイドさんが思ってしまうほどの質問もかなり多いみたいです。
例えば、「家の前になんでたぬきの置物があるの?」とか「何でこの辺の家はみんな屋根が赤いの?」とか…笑
その場で即答できない質問も結構あるみたいですが、そういう場合はお茶を濁しつつ後でしっかり調べると言っていました。
英語表現も同じで毎回のツアーでしっかりと振り返りをして改善を続けていくことが大切だそうです。
安全第一とリスクマネジメント
いくら自転車であっても事故は起こるそうで(当たり前だ)、そのために色々なリスクヘッジを取っているそうです。
お客さんに満足してもらうことはもちろん重要だけれど、安全が最優先ですよね。
ある時にはヘルメットをつけることを拒む人がいたり、猛スピードで走る人がいたり。
そんな時はお客さんにとって不満であっても、安全第一を優先させるし最悪の場合ツアーを中止させるそうです。
坂道や交差点でも事前に「ここ危ないよ」と注意をしたり、常に応急処置キットを持っていたり。
思っていた以上に安全第一に抜かりがないと感じました。
相手のニーズを汲み取ること
まあどんな商売であってもここが重要になります。
ただガイドツアーの場合特にガイドの質がサービスの評価に最も影響します。
だから色々な質問をしていく中で「この人はなぜこのサイクリングツアーに参加したのか」を見抜いていくそうです。
その時も相手に悟られないような質問の仕方をすると良いみたいです。
例えば飛騨牛の牛小屋。ベジタリアンの方がグループにいる場合は紹介しないそうです。
その時も「君はベジタリアン?」と聞くのではなく、「日本に来て飛騨牛は食べた?」みたいな自然な聞き方をして探るみたいです。
おわりに
色々なツアーに参加させて毎度思うのは、自分も実際にやってみたいという気持ちが日に日に強くなることです。
料理教室にしろサイクリングツアーにしろ苦労があるのは分かっていても、外国人から高評価もらえたら嬉しいだろうな〜とか。
サイクリングツアーに関していえば「ガイドってめっちゃ考えてる!奥深いんだな〜」ってことですね。
ビジネスといえばガイドもビジネスですが、「人対人」という感じが強く僕はすごく魅力に感じました。
料理体験教室についてはこちらの記事で。