「お前は人一倍負けず嫌いだ」「そして己のことを本当に深く考えている」
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12月9日15時29分、母方の祖父が他界しました。
2週間経った今でもどこか実感がありません。
この出来事があったので、勝手ながらブログの記事やSNSの投稿を自粛していました。
「あいつ生きてるのか?」とか思ってくれていた方、大丈夫です。ちゃんと生きてます。寒さに震える毎日ですが笑
本当に突然の出来事でした。
12月2日に大学のOB会があったので、その頃東京に一時帰郷していました。
馬瀬に戻る予定だった5日の朝、祖母から母に泣きながらの電話が入りました。
電話の詳細は聞いていませんが「もうダメかもしれない…」というようなとにかく緊急の言伝だったそう。
母が「(一人で)電車で行く」というので、僕もただならぬ気配を感じ車で一緒に福島へ。
4時間後、病室に到着し祖父の姿を見たときは絶句しました。
約1ヶ月前結婚60周年の祝いをした時の元気だった祖父ではなく、人工呼吸装置につながれ横たわる祖父でした。
直後担当医から病状や助かる余地について説明を受けましたが、不思議とその時覚悟ができていました。
誰が聞いても「最期」を思わせる内容でしたので。
それから9日まで5日間持ったわけですが、親族含め多くの方が見舞いにやって来ました。
その5日間で祖父とは一言も言葉を交わすことが出来ませんでしたが、一瞬意識が戻った時に手を握り返してくれました。
その感覚は忘れ得ないほどの力強さで、帰省時の別れ際に毎回する握手と同じ感覚でした。
最後に交わした言葉は11月の結婚60周年祝いの時の「正月また来るからね」だったかと思います。
正月福島には行く予定ですが、そこにはもう祖父の姿はないわけです。
「もっとまともな会話しておけばよかった」と悔いることもありますが、小さい頃からよく祖父に言われていたことを思い返します。
それがタイトルにあるこの2つです。
「お前は人一倍負けず嫌いだ」「そして己のことを本当に深く考えている」
小学生の頃からでしょうか、祖父から耳タコのように言われてきたこの言葉が今では未来永劫忘れ得ない祖父からの言葉だと思います。
毎日会っていたわけではないのに本当に的を射ていたなと感じます。
確かに何かにつけて深く考えていたし、普通は勝負事と思えないようなことでも負けたくないという意思が働いていたと思います。
自分自身を形作っている価値観や考え方は他にもたくさんありますが、この2つはしっかり胸に抱き続け生きてゆきたいと思います。
「お前は人一倍負けず嫌いだ」
「そして己のことを本当に深く考えている」
スピリチュアルですが、そんな生き方をしていれば天にいる祖父とずっと繋がっていられるような気がしますからね。
深く物事を考え悩み抜き、どんな時も誰にも負けない気持ちで仕事も何でも取り組みます。
「じーじ、正月に会いましょう!」
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