その行政視察本当に必要?有意義な視察に必要なたった3つの条件

社会問題

どうもこんにちは、本業のTripAdvisorでの口コミが着々と増えていくのが楽しくて仕方がないせこです。TripAdvisorページはこちらをどうぞ。

本当に毎回我が子を育てているかのような感覚でツアーをやらせて頂いてます。お客さんが喜んでいる姿は何にも代えがたいですね。

馬瀬E-BIKEツアー初の視察受け入れ

さて、先日縁あって滋賀県長浜市より地域おこし協力隊員、役場職員、地域団体の方が僕のツアーへ視察へ来て下さいました。

視察と言ってもいつものツアーを体験して頂いただけなんですけどね笑

なんでも長浜市の方でもインバウンド向けのツアーを始めてみたいということで、色々探していたところ、たまたま僕のページを見つけて下さったそうです。

僕自身日本人相手にツアーを行うのは始めてのことだったので、実質手探り状態でしたがコンテンツ自体には満足して頂けました。

ツアー後、質疑応答や疑問解消をするための意見交換の場を設けまして無事視察を終えました。

「日本人でも十分楽しめるツアー」と言って頂けたのは何よりの収穫でした!あくまでターゲットは外国人ですが日本人の方もぜひ遊びに来て下さい笑

結果、この視察は大変有意義なものであったと自分も相手も実感できる内容でしたが、ふとこれまでの活動で何度か見てきた「視察」について考えてみました。

「視察」という言葉の独り歩き

結論から言うと、今日本中で行われている行政視察のほとんどがムダだと思っています。

細かく言うと「視察で支払った対価に見合う成果が得られていない、また将来的にも見込めない」という意味でムダだということです。

協力隊の活動の中で対応した行政視察は4〜5件ありますが、正直「その視察意味ある?」と疑問に感じるものばかりでした。

僕自身も他地域やツアーの視察で出張へ行かせて頂いたことが何度もありますが、何かしら得るものがあったと感じています。そしてそれらを実際に活かせていると実感しています。

ではなぜ意味のない視察が生まれるのか?簡単に言えば「とりあえず視察行っとけばいい」という程度の気持ちで行くからだと思っています。

  • 「視察行っとけばなんとかなる」
  • 「視察と言っておけば体裁も良い」

こんなふうに。はい、ボツですね笑

つまり「視察」に対して過度な期待をしているだけで、「行って終わり」になるケースが往々にしてあるということなのです。

特に行政視察では公費を使っているので、まさにムダというわけですね。

有意義な視察に必要な3つの条件

では、意味のある視察にするためにはどういった条件があるのか?3つ考えてみたので紹介します。

  1. 実行主体とサポーターの双方が参加
  2. 実行までのスピードが爆速
  3. 明日生きるか死ぬかという感覚

基本中の基本な気がしますが、この3つがあって初めて「視察」と言えるのではないでしょうか。

とにかく視察後の実行までのスピードが最も大事で、そのスピードに影響してくるのが当事者の意欲になります。

実行主体とサポーター両者が納得して実行へ移るために、この3つの条件が必要となります。

一般的な行政視察だと、確かにこのどの条件も満たしていないことは分かるかと思います。

逆に今回の長浜市御一行様の馬瀬E-BIKEツアー視察では全ての条件を満たしています。

まず、実行主体である地域おこし協力隊、サポーターの役場職員が参加していましたね。

そして5月に視察へ来たのに、早6月にはモニターツアーを募集する予定だそうで、中々の爆速具合が伺えました。

3つ目に関しては、協力隊の彼は任期が残り半年を切っているということで、明日とまではいかないにしても、「食いぶちを作らなければいけない」という意思が強く感じられましたね。

そのため今回の長浜市の視察は有意義であったと僕自身も実感できました。

特に地域おこし協力隊や行政の方に参考にしてもらえるといいかなと思います。

典型的な「ムダ視察」の例

では最後に日本国内にはびこっているムダ視察の例をここで紹介していきたいと思います。

視察へ行く際にこうはならないように反面教師として捉えて下さいね。

団体や個人を特定してしまうと名誉毀損で、僕にも気概が及んでしまうので控えておきます。

組織の執行役しか参加していない視察

これは企業でも行政でも起こりうるムダ視察の典型例です。

執行役は実行主体ではなくサポーターですので、1つめの条件を満たしていません。

「あーでもないこーでもない」と終わらない議論を繰り返して 終わるでしょう。議論すら交さないかもしれませんね笑

視察後のプランがゼロの視察

計画の中で行われない視察、つまり突発的な視察に多いです。「お金が余ったから行っとくか」程度の。

もちろん実行スピードがあまりに早いケースは例外ですよ。ちなみに僕の視察はこれになります笑

思い立ったが吉日と言いますが、それは組織が小さい場合だけに限ると思っています。

行政などある程度の大きさの組織においてノープランの視察はまさにムダと言えるでしょう。

そもそも実行主体が無能な視察

これは視察以前の問題な気がしますが、実行主体が全く動けないケース。

実行主体に能力がない場合はどんな視察を行ってもスピードがいくらあってもムダと言わざるを得ません。

リタイア組で構成されている組織などに多い気がしますが、これが公費を使っている言わば行政視察だと最悪ですよね。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は踏み込んだ内容を扱い、少し尖った記事になりましたがぜひ伝えるべき内容だと思って書きました。

公費だろうと何だろうとムダにしていいお金は一銭もあってはならないと思いますが、日本国内でムダ視察が横行しているのが現状でしょう。

この記事を見て下さった、特に地域おこし協力隊や行政の方には今回紹介した内容を参考にプロジェクトや事業の実行をしてほしいと思います。

無駄なく意義のある視察を行い、ガンガン地方創生などに取り組んで頂ければ幸いです。

最後に、長浜市の皆さんありがとう!お互いにインバウンド向けツアー頑張っていきましょう!