初心者でも分かる!下呂市の地図や観光、特産品を地域おこし協力隊が紹介!

06/28/2017下呂市馬瀬

この記事は約 8 分で読めます。

書こう書こうと思っていた記事をついに書きます。下呂市の情報を一挙にまとめてみました!

下呂市の基本情報

僕自身下呂市に来たことも見たことも地域おこし協力隊になるまでは一度もありませんでした。

でも下呂市が岐阜県にあって、温泉で有名で飛騨地方だよね〜ってことくらいはだいぶ前から知ってました。

ただ岐阜県について若者に調査する番組をたまたま見たことがあって、

「岐阜?どこだっけ?あ、東北でしたかね?」とか「え〜岐阜?そんな都道府県ありましたっけ?」とかって平気で答えている方々がいらっしゃいました。

正直やばくね?とか思ったのはさておき、(もはや)下呂市民の僕としては何とかせにゃあかんと。

知名度も案外低いのかな〜と思いつつ少しでも下呂市に興味を持って頂ければと思って書かんとす。

場所・アクセス

まず、どこにあるのか。もちろん東北地方ではないです。中部地方です。愛知県の上、長野県の隣です。

Google Map

上図の青線が岐阜県、赤線が下呂市になります。

日本列島の真ん中あたりの岐阜県、その岐阜県の真ん中あたりの下呂市と覚えて下さい。

新幹線を使って東京から3時間半、大阪から3時間ほどです。

車だと一番近いICからでも1時間以上かかるので電車の方がオススメですね。

詳しくは下呂温泉旅館協同組合-交通アクセスをご覧下さい。

面積・人口

下呂市は2004年に4町1村(下呂町/萩原町/金山町/小坂町/馬瀬村)が合併して設立されました。

なので面積は851.21㎢と、全国791ある市の中で42番目に大きいです(なんかビミョい)。

大きさ的には東京23区、琵琶湖よりも大きいです。

ただすぐ北にある岐阜県高山市は2,177.61㎢と東京都とほぼ同じ大きさでダントツの1位です笑

また岐阜県はもとより森林が多いことで有名ですが、全面積の79.1%が森林で全国2位。

でも下呂市はさらに森林率が高く、91.8%と信じられないくらい「森」です。

ちなみに宅地面積は0.8%であり、多分人間より動物の数の方が多いでしょうね笑

じゃ人口はどれくらい?というと、2017年5月1日時点で32,604人です。

人口密度でいうと38.3人/㎢でパラオやジンバブエくらいです←

冗談はさておき、日本の全市の中で17番目に低い数値となります。

要するに下呂市は森が深く人口密度が低いので、自然の中でのんびり暮らしたい人にとってはもってこいの場所と言えます!

下呂市の観光

下呂と言えば下呂市よりも下呂温泉の方が目立っているのでは?と思う人の方が多いのではないでしょうか。

僕も実際移住前そんなイメージがありました。実際はどうなのでしょうか?それでは見ていきましょう!

豊かすぎる自然

さっきも言ったように下呂市は森林ばかりで本当に自然が多いです。

特に僕の住んでいる馬瀬地域は店もなければ信号もなく山と川で出来ています笑

中でも注目すべきは川!

下呂市を縦断するように流れている飛騨川、西側でこれまた南北に流れる馬瀬川。

馬瀬川

どちらも鮎釣りファンの中では超有名な河川であり、特に馬瀬川は鮎釣りのメッカと呼ばれており、2007年に開催された「利き鮎会スペシャル in TOKYO」で馬瀬川の鮎がグランドチャンピオンを獲得しています。

また、最近下呂市も特に力を入れているのが小坂地域の滝です。

小坂地域は下呂市の北東部にあります。

ここには5m以上の滝が200ヶ所以上あり、御嶽山の標高2,800m付近に「日本一高いところにある滝」もあります。

2008年の「岐阜の宝もの」の選定で、「小坂の滝めぐり」が選ばれました。

小坂の滝めぐりが気になる方はコチラへ!

体験メニューも充実

最近の旅行や観光は宿泊だけでなく、体験が重視されますね。

地域の伝統芸能を肌で感じたり、郷土料理を自分で実際に作ったりすることですね。

下呂市ももちろんたくさんありますよ!簡単にリスト化しておきます!(画像をクリックすると詳細ページに飛べます)

下呂温泉 合掌村

こちらの合掌村ではその名の通り写真のような合掌造りの家を見ることができます。

陶芸や和紙など、女性に人気の体験メニューが充実しています。

水辺の館

こちらでは魚つかみ体験や川遊びなど清流馬瀬川を存分に満喫できること間違いなしです!

運営元の南飛騨馬瀬川観光協会では他に花餅やピザ作り体験なども出来ます。

マウンテンライフ飛騨

マウンテンライフ飛騨では体を存分に動かしまくるアクティビティが楽しめます!

森林でのアスレチックや沢のぼりも出来、本格的な自然体験メニューが豊富です。

何はともあれ下呂温泉

下呂温泉

まあ自然や体験がってなんだかんだ言ってきましたがやはり温泉は無視できません(結局そうなる)!

こちらの記事で下呂温泉について紹介をしています。

日本三名泉と呼ばれるだけあってやはり泉質は素晴らしいです…!

毎日入っても飽きないというか、毎日でも入りたい!笑

最近は日本人だけでなく外国人特にアジア系の観光客をよく目にします。

体験をして、温泉に入って、あとは…美味しいものですね!

下呂市の特産品

最後に下呂市の美味しい食材、郷土料理を紹介しましょう。

ちなみに僕は以下の5つすべて食べました!最高でした笑

飛騨牛

飛騨牛

何と言っても筆頭はこちら、Hida Beef!

脂ジュワーって感じではなくって、お肉が引き締まっていて丁度良い脂で上品なお味です。

一応飛騨牛にもちゃんと定義があるのでここで紹介しておきましょう。

  • (品種)黒毛和種
  • (地理的表示)岐阜県内で14ヶ月以上肥育
  • (格付け)日本食肉格付協会の枝肉格付で肉質等級が3以上、歩留等級がAまたはB

引用:Wikipedia

一番下はよくわかりませんが、期間的には約1年岐阜にいるだけで飛騨牛になれるとは驚きました!

トマト

トマト

トマトは下呂市で最も多く生産されている野菜の一つです。

市内の標高600m前後の場所では昼夜の寒暖差が大きく、甘味の多い夏秋トマトとして人気があるそうです。

下呂市には特産のトマトを使った料理がたくさんあります。

トマト丼

トマトジュースやトマトカレーをはじめ、甘辛く煮込んだ飛騨牛と舞茸の上に特産のトマトをのせたトマト丼は、肉汁とトマトの酸味が絶妙な一品。

鶏ちゃん

鶏ちゃん

個人的にめっちゃ好きです笑

鶏(けい)ちゃんは下呂市を中心とする南飛騨地方や郡上市を中心とする奥美濃地方の郷土料理で、みそやしょうゆで味付けした鶏肉をキャベツやもやしなどの野菜と一緒に炒めたものです。

名前の由来ですが「ちゃん」は、タレという意味をもつ「醤(じゃん)」が語源と言われ、「鶏醤(けいじゃん)」から「鶏ちゃん」になったとされています。

鶏ちゃんの特徴は何と言っても地域やお店、家庭によって、味が千差万別なこと!

みそ味、しょうゆ味、塩味など味付けの違いはもちろん、肉も若鶏に親鳥、モツや皮を入れたり部位の違いもあります。

色んなお店で食べれば食べるほど、違いを楽しめるのが鶏ちゃんの他にない特徴ですね!

朴葉寿司

朴葉寿司

下呂市に移住して初めて食べたこの辺りの郷土料理です。

朴葉が取れる6~7月限定の季節の料理で、ほぐした鱒が入った甘めの酢飯を朴葉で包んだお寿司です。

この朴葉寿司も地域や家によって材料や作り方が異なるらしく、これまた違いが楽しめる郷土料理です。

ちなみに6月の名古屋での物販イベントでこの朴葉寿司をオーストラリア人に必死に説明しましたが買ってもらえなかった苦い記憶があります笑

鮎の塩焼き

ラストは限られた清流のみでしかとることの出来ない川魚、鮎!

鮎については生態など詳細にこちらの記事でも紹介しています。

鮎は食べたのですが、去年の冷凍物でまだその年の新鮮な鮎は食べたことがありません…!

おそらくもっと香りが高く上品な味であることは間違い無いでしょう。超楽しみです(゚∀゚)

まとめ

今回は地域おこし協力隊として移住してからようやくという形で下呂市についての記事を書いてみました。

下呂市は実際に住んでみると本当に緑が多く、毎日清々しい気持ちで生活できます。

人も良い意味でまばらですので上でも言っているようにのんびり暮らせます。

まずは一度観光で下呂温泉や体験施設へ訪れてみてはいかがでしょうか?